オススメ書籍

おすすめ教科書〜for 麻酔科研修医 and 周術期管理チーム試験用〜

研修医必携マニュアル本〜これだけは買っとけ!〜

麻酔科研修医必携の教科書やマニュアル本を紹介したいと思います!

私がいつも研修医に薦めているのは次の2冊です。

研修医必携本
  1. 麻酔科研修チェックノート第6版(讃岐美智義 著)
  2. 麻酔科薬剤ノート改訂版(讃岐美智義 著)

麻酔科研修チェックノート(第6版)

言わずと知れた讃岐先生の本。讃岐先生を知らない麻酔科医は多分もぐりです笑

数ある麻酔科医研修医マニュアル本の中でもおそらく最も売れていて、最も有名で、そしておそらく最も安いと思われる本です。このボリュームと簡潔にまとまった内容でこの価格、本当に素晴らしい。比較的短期間に改訂がなされているので、一番新しい版(現在は第6版)を買っていれば最新の情報や情勢にもキャッチアップできます。ポケットにも入るサイズなので、とりあえず買って損なしです😤

麻酔科薬剤ノート(改訂版)

これも同じく讃岐先生の薬剤ブックです。およそ通常使用する範囲の薬剤は掲載されています。投与量や禁忌・副作用の情報はもちろん、いろいろな比較の表やワンポイントアドバイスなども掲載されています。研修医に教えるためにたまに見直すと、意外と「あ、そうなんだ」という情報や忘れていた情報なども出てきて読み物としても面白いなと思います。

 

看護師さんにもオススメ!麻酔科関連読み物

麻酔科関連ではいろいろと看護師さんや研修医用に読み物が多い印象があります。

オススメ麻酔科読み物
  1. やさしく分かる!麻酔科研修(讃岐美智義 著)
  2. 麻酔科研修実況中継シリーズ(南敏明監修 駒澤伸泰著)
  3. 君も麻酔科医にならないか (外須美夫 著)
  4. (追記)麻酔科で使う薬の疑問58(山本達郎 編)

やさしく分かる!麻酔科研修

別に讃岐先生の回し者ではないのですが😅

読み物として読むのが苦痛でなく、かつ簡単な生理学的なこと、手術室管理から実際の手術麻酔に関することまでが誰にでもわかりやすく書かれています。手書きのイラストも豊富でとても親しみがもてる本です!

私は1冊自前で買って麻酔科の部屋の本棚に置いており、麻酔科研修医が回ってきた際に1か月以内に読んでおくように渡しています知識的には上記の必携マニュアル本とこれを読んでおけば、麻酔科研修や看護師さんには十分ではないかと思います。価格も安いのでぜひ買いましょう!

麻酔科研修実況中継シリーズ

指導医と研修医の対話形式の実況中継本シリーズです。現在第1〜4巻までが刊行されています。

内容的には専門的なことも多いのですが、イラストや写真とともに対話形式でやさしく解説してくれるため、とても理解がしやすいです。各章末には「ポイント」という形でその章に出てきた重要事項を簡潔にまとめてくれていますので、それを確認していくだけでも価値ありです!

君も麻酔科医にならないか

文筆家としての顔も持たれている?外先生の著作の一つです。学生に語りかけるような、それでいて小説のような文章。麻酔科の諸先輩方の中では文章が最も上手なのでは?とも思っています。

ご本人の今までの半生とともに、若い人たちへの提言に溢れています。私が個人的に一番響いたのは「第六章:君も麻酔科にならないか 3.麻酔科の仕事は一生続けるに値するか」の部分です。

是非、麻酔科を志す人、仕事に慣れてきて「こんなものかな」「俺が一番うまい」とか勘違いし始めている人は一読すると新たな気づきを得られるかもしれません。

麻酔科で使う薬の疑問58(山本達郎 編)

わかりやすい薬物系の書籍を教えてくれと言われるので追記します。

この本には麻酔科で使用される静脈麻酔薬をはじめとして幅広く紹介されています。また、その薬物を”肝障害や腎障害患者の場合は?”や”この薬とこの薬の使い分けは?”などの観点からも書かれており、とても有用な本だと思います。お値段もお手頃ですし🤗

 

周術期管理チーム試験必須本

周術期管理チーム試験を受けるための必須本です。みんな持ってるだろうけど・・。

周術期管理チーム必携本
  1. 周術期管理チームテキスト第3版
  2. 各年度の過去問集
  3. (手に入れば)周術期管理チームテキストQ&A廃版

周術期管理チームテキスト第3版とQ&A

この試験を受ける人の基本中の基本の本であり、ほぼ全てです。ただ・・・・分厚い!価格が良心的なのは素晴らしいのですが、これを通読しようとすると中々気合が必要です(私の知り合いは3回通読したそうですが・・・)。

ただ、丁寧にわかりやすく書かれていますし、図表なども多くとてもいい本です。なので実際の試験対策としては過去問をときながら関連項目を読んでいく、ということになるかと思います。

これに加えて周術期管理チームテキストQ&Aが手に入ればベストなのですが、もう廃版になっているようで中古しか手に入りません(しかもamazonでは高額・・)。そのぶんこのブログでその辺りを補足していけたらなと思っています

各年度の過去問題集

2014年からの過去問とその簡単な解説本が発売されています。過去問と解答自体は周術期管理チームのHPからダウンロードできます。ちなみに2020年8月24日現在、2019年版の過去問題集は発売されておりません

2018年まではあまり問題が被らずに出題されていましたが、2019年は半分はそのまま過去問でした。麻酔科専門医試験と比べて問題数も少ないので、できれば2014年度からの5年分は購入したほうがいいのでは、と思います。